音楽雑誌はネタに尽きたらビートルズ特集するのね。

―バイヤン弱いな。


―今日は雨降りでした。私の靴は裏が割れたり、剥がれたりしてるばかりで、うかつに水溜まりに足を踏み入れるともう…。


ビートルズはもちろん素晴らしいけど、真剣に聴いたのは24歳くらいの時。
それ以前はXTCとか、ビーチボーイズとか、ゾンビーズ、それからトッド・ラングレン聴いてました。

この人も優れたソングライターです。

Boulders

Boulders

日本ではイマイチ評価低いロイ・ウッド。ザ・ムーブとかエレキトリック・ライト・オーケストラのリーダーだったと言えば、ピンと来る人はいるかも。

彼の2ndソロアルバムの内ジャケ見るとわかりますが、ロイ・ウッド名義のソロアルバムの楽器は全て彼ひとりで演奏されてます。ドラム、フルート、鍵盤、サックス、トロンボーン、チェロ、フィドル…などなにからなにまでこなす超人なのです。
そうなると独りよがりな感じを想像してしまうけど、全くそんなことなく、見事なグルーヴを聴かせます。
曲のほうもメロディメーカーと呼ぶのに相応しい、良い曲ばかり。
一曲目や後半の流れはウッディのビーチボーイズやカントリーといったアメリカン・ポップスへの興味が具体化された内容になってます。名盤でしょう。