ろくおん!

金曜の夜みんなで鍋パーティーしました。
いや、明日無きドンチャン騒ぎでしたよ。

美味かった!。鍋は当分いいや。


遠くからわざわざ来てくれた方もいて、嬉しかったです。

日曜の午前中は録音をしました。なかなかまとまりません…。
エレギターがいい音で録れない。私の弾くベースは本当にクソ。
あと生のドラムも入れたいけど、今はリズムマシンでも雰囲気出るように色々試行錯誤してます。



編集次第でどうにかなる…自分のと比べちゃ殺されるが、ビートルズの「レットイットビー」とか。
そしてこのアルバム。

Skylarking

Skylarking

プロデューサーにトッド・ラングレンを迎えて制作された作品。レコーディング前にアンディ・パートリッジとコリン・ムールディングはアレンジがある程度出来ているデモ・テープを作ってトッドに渡そうとしますが、トッドはまず二人に「とりあえず生ギターでの弾き語りを録音させてくれ、それを家で聴いて俺が一からアレンジ考えるから」と言います。
結局はデモを聴いてから進めることにおさまりますが、リーダーであるアンディの曲は、何曲か聴かせた内の半分しか採用されず、それに対してコリンの曲は全曲採用されました。アンディが憤慨したのは当然でしょう。
レコーディングは難航。XTCはリズムのクリック音に合わせて、トッドの指示を挟みながらアイディアを録音していきます。
途中アンディの言葉に激怒したコリンがスタジオから出ていってしまいますが、トッドの説得でなんとかレコーディングに復帰するなど、現場には相当の緊張感があったようです。
そしてアンディがトッドに対し、深い遺恨を残してしまう出来事が起こります。
本人たちがデモ・テイクのつもりで録った素材をトッドが勝手にミキシングして、曲を完成させていってしまったのです。

アンディはレコーディング最中、トッドに灰皿をプレゼントします。なんとそれはトッドのレコードを熱で曲げて作ったものであり、実に皮肉のこもったお礼でした。
取材でもアンディはトッドの悪口と、アルバムの出来への失望感を語っていたそうです。
しかしこの作品はブリティッシュ・ポップの至宝と呼べる傑作だと思います。
このアルバム発売から13年たった1999年、アンディは雑誌のインタビューで「あれはいいアルバムだよ」と語ってました。
僕は辛いときはこのアルバムを聴きます。