彼がグラミーにノミネートされる前

Mic City Sons

Mic City Sons

エリオット・スミスが在籍していたバンドの3rd。これを最後にバンドは解散。
メンバーはそれぞれクワージ、イールズを結成して新たな道を歩むことになります。
前作までの轟音ギターは面影も無く、スローな曲が増えてます。
オルタナティブ・ロック通過後の疲労感というか、モヤモヤとすっきりしない暗さも魅力です。
ここでエリオットは7曲で主な作曲とメインヴォーカルを担当していますが、オープニングのロックナンバー「Get Lucky」以外は、彼のソロ活動での楽曲と比べても違和感の無い出来です。
個人的にはどことなく安らぐ雰囲気の「See you later」とラストの「Harf Light」が気に入ってます。

この曲も良いですね。