ブラジリアン・メロディ・メイカー

ラテン音楽に疎すぎる私ですが、このアルバムは大の愛聴盤です。

ガーハ

ガーハ

2000年代前半にリヴァイバルが起こり、この71年発表の名盤「ガーハ」もCD化されたのでした。
まさにラテンの血、と言えるサンバの陽気さと、マルコス特有の叙情的なメロディが響きわたる素晴らしい出来です。


サンバ調から一変して物悲しいストリングス・アレンジになるところがいいですね。

他にもピアノとチェンバロによるイントロが最高に綺麗な「JESUS MEU REI」、ブラック・ピープルへの愛情を歌った名バラード「BLACK IS BEAUTIFUL」、それからリズム、コードの展開が絶妙なサンバ「WANDA VIDAL」などが特に気に入ってます。

まぁ、日本盤のみのボーナストラック「BERENICE」も含め全曲良いです。