愛しのブライアン

これはオールタイムフェイバリット。

PET SOUNDS

PET SOUNDS

アメリカを代表するソングライターのひとり、ブライアン・ウィルソンの渾身の一作。
美しさとダイナミズムに溢れた、コンセプトアルバムの傑作であり、ビートルズ「サージェントペパー」よりも上であると断言してよいでしょう。

本国アメリカよりも、英国でいち早く評価された作品でもあり、ブライアンがビートルズの「ラバーソウル」に触発されて作ったという話は有名。
そしてイギリスのミュージシャンで誰よりもこの作品を気に入ったのは、ほかの誰でもないポール・マッカートニーでした。
名バラード「God Only Knows」(ポップ・ソングで「神」という単語が曲名に使われたのはこれが初めて)に魅了されて、ポールは「Here,There,and Everywhere」を作ったという話は語り草。

個人的なお気に入り。「I'm Waiting For The Day」  

ティンパニが使用されたパワフルなリズムが最高。

このアルバムを愛してやまない山下達郎氏の一番のお気に入り「駄目な僕」。こちらも素晴らしい。

ブライアン・ウィルソン、2002年のライブより。