アギレでもアギーレでも、どっちでもいい

自分でもびっくりするくらい久しぶりというか、腐りかけのものを怖いものみたさで蓋をあける、そんな感覚でログインしてみたこのブログ。

札幌の名店、ウィアードメドルレコードが閉店してしまいました。
あの店では聴いたことのない音楽を行く度に紹介してもらえて、聴く楽しみを広げてくれた場所だったのに、無くなってしまって残念。

通販での販売は続けて、落ち着いたら東京で再開するかもと聞いたので、いつか復活したら東京まで遊びに行きたいと思います。




今年気に入ったシンガーソングライターを紹介。
スコットランドグラスゴー出身で、田舎のマッカートニーと言われたジェリー・ラファティです。
まず彼のレコードデビューとなったフォークデュオ、ハンブルバムズ。


ハンブルバムズ解散後、71年にソロアルバムを発表してます。


72年に結成されたバンド、Stealers Wheel。英国のCSN&Yなんて言われてたそうです。
タランティーノの「レザボアドッグス」のサントラにこのバンドの楽曲が使用され、90年代に再評価されました。



そして1978年、シングル「霧のベイカー街」がヒットし、その名を轟かせます。
いかにも78年な雰囲気のアレンジですが、いい曲ですね。


彼は惜しくも2011年に他界してしまいましたが、この先も聴き継がれるべきソングライターですね。
フォーク、スワンプ、ブルースといった曲調から、少しひねってポップに聴かせる、そんな曲作りの上手さが魅力だと思います。
声はマッカートニーというよりレノン寄りですかね。