こいつはスゲェぜ!

Emergency

Emergency

マイルス・デイヴィスのバンドのドラマー、トニー・ウィリアムスのソロ作。
ジャズ・ロックという呼び方がピタリ当てはまる演奏ですが、そんなことはどうでも良く、凄まじくカッコよいグルーヴをかましてくれます。
不安感を煽るような曲調は、最後まで緊張感が途切れない。
ギターのうごめくような不気味なフレーズや、ノイジーなオルガンも素晴らしいです。
トニー・ウィリアムスの感情の無い、力の抜けたヴォーカルも良い。


ジャズはとことん無知になのですがこれは本当に感激しました。プログレ連中よりも、CAN、GURUGURUなどのジャーマンロックに近いものがあるような気がします。