柔らかい男の子たちって訳はなんじゃそら(笑)

Fegmania

Fegmania

ソフトボーイズのロビン・ヒッチコックのバンド。85年リリースの1stです。
ソフトボーイズのベーシスト、ANDY METCALFEとドラマーのMORRIS WINDSORとここで再び集い、現在でも不定期的に活動中。
ソフトボーイズといえば60年代サイケやストゥージズのようなジャリジャリとしたガレージサウンドで、ポストパンク/ニューウェーブシーンの中では浮いた存在でした。
バンドの最後の作品となった「underwater moonlight」はオルタナティブな要素と、より精練されたポップ感覚がうまくバランスのとれた秀作でしたが、本国イギリスではほとんど相手にされず、ロビンは一時期バンド活動から遠ざかります。
シンセサイザーやスティーブ・リリー・ホワイトによる『ゲートエコー(エコーが深くかかった"ズウゥン"と鳴るヘヴィなドラムサウンドのこと)』によるサウンドじゃなきゃみんな見向きもしないんだ」と解散当時のわだかまりを語っていたように、彼らは大半のリスナーに時代錯誤のバンドだと受け取られていたようです。

この作品はソフトボーイズの音楽をイングランドよりも、大いに評価していたアメリカのインディシーンでブレイクしたアルバムで、よりキャッチーになったメロディと漂うようなサイケ感覚が出色な出来になってます。バンド解散後からここにきてようやく、ロビン・ヒッチコックサウンドの完成形を聴くことができるアルバム。
「egyption cream」「my wife and my dead wife」「goodnight I say」「heaven」などの一聴しただけで耳に残るポップソングから、後半の捻じれたサイケソングまで、ロビンの絶好調ぶりが伝わってきます。
「heaven」のメロディの出来はベストと言っていいくらいです。

こちらはライブ盤からの音源。イントロからしてキラキラです。
サビの歌詞「君は天国にたどり着く 腕を手に入れる 足を手に入れる 天国にたどり着く」・・・どんな意味?



このアルバムリリース後の翌年に、ソロアルバムとしては三枚目の「I often dream of trains」がリリースされています。
こちらはロビンがほとんどのトラックを一人で録音した作品であり、ピアノ・インストゥルメンタルや多重コーラスのみによる楽曲も披露。
とことんメロウで捻くれた魅力のあるその作品は、ロビンの人となりがよく出ていて、味わい深い佳作となってます。

どちらも愛聴盤です。



今日街を歩いていると、とある(なんだか幸せな感じの名前の)政党のボランティアをやってる人に、『憲法第9条を守ろう』の署名を求められました。
そのときまさにお腹がゴロゴロと痛かったので、「ちょっと、すみません」と言って、渋笑み浮かべて通り過ぎたけど、そのとき外していたプレイヤーのイヤホンを耳にもどしたら、BLACK FLAGのこの曲が偶然かかってて変に笑えました。 



今日はそのほか、久々にちょっとした録音もしました。今日はそんなにストレスフルにならなかった。



ドイツ対イタリアは1-1引き分け。親善試合だからまぁそこそこ。
「ホームなのに勝てない」と言われてるけど、代表の試合で大きな大会が目前に控えているわけでも無いし、気にすることなさそうです。
カッサーノはユーロ2004では目を見張るほどに活躍してましたが、不遇な時期を乗り越え今調子良さそうですね。
イタリアはやっぱり本気になると怖い相手。
2005年のイタリアホームでの親善試合でドイツは4−1の大敗を喫し、その時ぼくはショックで何をするにも手が付けられないほどでした。
当時のドイツCB、ロベルト・フートの超絶オモシロスーパーボレー(相手ディフェンダーの背後から足をニョキッと出したら決まった)がかろうじて慰めとなりました(笑)。