ロウ・ファイのルーツ

伝説のロウファイ・ポップバンド、49アメリカンズのCDを3枚、知人から借りたのだけれど、これが個人的に一番好きでした。

WE KNOW NONSENSE

WE KNOW NONSENSE

彼らが残した3枚のアルバムの中でも、もっとも洗練された出来になっています。82年のラスト・アルバム。
バンド、と言うよりは実験音楽集団のようです。この3rdである程度まともになってしまい、メンバーの興味が薄れてしまったのでしょうか。
参加していたデイヴィッド・トゥープの話によれば、解散の理由として「金がかかり過ぎた」とのことです。

ちょっと危ないけど、親しみやすい雰囲気は初期からありました。
行き当たりばったりな演奏を、自分うちの庭で、内輪で集まって楽しんでるような、そんな演奏。
この3rdではファンク、R&B、ロックンロールやオールディーズ・ポップス的な曲をヨレヨレに演奏してます。


初期はもう少し壊れてました(笑)。こちらは1stアルバムからの曲。

のっけから拍子抜け状態。この曲ビート・ハプニングそっくり。



こちらはビートハプニング。